私たちが開発するのは、再生医療の未来を支える“基盤素材”です
Social Mission & Vision 人類の課題に挑む
私たちの研究と開発は、単に新しい素材を生み出すことではなく、人類が直面する共通の課題に科学的視点から挑み、より良い未来社会の実現に貢献することを目的としています。
健康寿命の延伸
世界は急速に高齢化が進んでおり、寿命が延びても健康に過ごせる期間が十分に確保されていない現状があります。私たちは、生体の恒常性や細胞間コミュニケーションの研究を通じて、誰もが自立した生活をより長く続けられる社会の実現に貢献することを目指しています。NK-EXO の使命のひとつです。
医療格差の解消
先進国と新興国、都市と地方、経済格差などにより、医療や健康サービスへのアクセスには依然として大きな差があります。私たちは、保存性や輸送性に優れたエクソソーム研究を通じて、地域や環境に左右されずに先端科学の恩恵を共有できる社会の実現を目指しています。
グローバルな社会課題への挑戦
がんは依然として世界最大の死因の一つであり、感染症はパンデミックを通じて社会の基盤を揺るがす脅威となりました。さらに老化はすべての人に共通する不可避の現象です。これらは国や地域を越え、人類が共有する普遍的な課題です。私たちは、生命科学の知見を基盤としたエクソソーム研究を通じて、がん・感染症・加齢性変化といった世界的テーマに対し、持続的かつ科学的に貢献できる“未来素材”の創出を目指しています。NK-EXO はその解決に資する「未来素材」として、世界規模での臨床・研究・流通を視野に入れています。
免疫細胞由来エクソソームの研究素材開発
私たちが開発を進める「免疫細胞由来エクソソーム」は、次世代の生命科学・再生医療研究を支える新しいバイオプラットフォームです。従来の細胞治療の枠にとらわれず、細胞が本来持つ生理活性因子や情報伝達機構に着目し、それらをより安全かつ効率的に活用できる研究素材として開発を行っています。
免疫細胞とは
エクソソームとは
Product Profile
免疫細胞由来エクソソーム「NK-EXO」製品群
NK-EXO OncoAres
(エヌケーエクソ オンコアレス)
NK細胞由来エクソソームに含まれる「細胞障害関連因子」や「免疫調整分子」などが、がん免疫応答や細胞環境の恒常性維持に関わることが報告されています。これらの知見をもとに、OncoAresは免疫系の活性化メカニズムや、がん微小環境における細胞間相互作用の研究に活用されています。次世代のがん免疫・再生研究の可能性を広げる“未来型エクソソーム素材”として注目されています。
NK-EXO SENOLYTICS
(エヌケーエクソ セノリティクス)
NK細胞由来エクソソームに含まれる生理活性分子群は、細胞老化や炎症反応、免疫応答に関連する経路との関わりが報告されており、アンチエイジング科学の新たな研究モデルとして注目されています。細胞環境の恒常性や免疫ネットワークの理解を深めることで、加齢関連研究の発展や健康維持を支える新たな可能性を探求しています。
準備中
NK-EXO QOLifter
(エヌケーエクソ クオリフター)
NK-EXO QOLifterは、免疫細胞由来エクソソームの特性を応用した吸入型研究素材です。ネブライザー吸入により、全身の細胞ネットワークに関連するエクソソーム分布や生体反応を観察することが可能で、免疫・神経・代謝などの領域で幅広く研究が進められています。日常的な健康維持やストレスケア、パフォーマンスサポートといったウェルビーイング分野における応用可能性も注目されており、新しいライフサイエンスプラットフォームとして開発が進められています。
本素材は標準治療の代替を意図するものではなく、医師の判断のもとで補完的に活用されることを想定しています。効果のあらわれ方には個人差があり、診療・評価は各医療機関の基準・倫理指針に従って実施してください。
期待される作用と応用領域
免疫細胞由来エクソソームは、生体内で多層的なシグナル伝達経路を介して機能する複合的なメカニズムを持ちます。
抗腫瘍研究領域
NK細胞やCTL由来エクソソームに含まれる細胞障害関連因子は、がん細胞の生存経路やアポトーシス誘導に関与することが報告されています。これらの知見は、再発や転移に関わる免疫応答の研究において新たな可能性を示しています。
免疫調整研究領域
エクソソームが有するサイトカインネットワーク制御作用は、炎症性反応を適切に保ちながら抗ウイルス・抗腫瘍免疫の維持に寄与することが示唆されています。免疫恒常性の理解や、自己免疫・慢性炎症モデルへの応用研究が進められています。
組織修復・細胞環境研究領域
加齢や環境ストレスによって機能が低下した細胞に対し、エクソソームが修復関連分子や代謝調整因子を輸送することが報告されています。アンチエイジング科学やフレイル研究など、加齢関連分野への学術的応用が期待されています。
感染応答研究領域
エクソソームに含まれる抗ウイルス関連分子や免疫調整因子は、感染時の免疫応答の調整や防御メカニズムの研究において注目されています。ウイルス感染モデルや免疫活性化経路の解析を通じ、感染防御の新しい理解につながる可能性があります。
免疫細胞由来エクソソームに関連する主な学術文献一覧
こちらは、免疫細胞由来エクソソーム領域の学術研究に関する参考情報をまとめたものです。記載内容は当社取扱素材の有効性・性能・用途を保証または示唆するものではありません。研究段階(in vitro/動物/ヒト探索的/レビュー など)は多様であり、個別の結果は検証が必要です。
- Natural killer cell-derived exosomes for cancer immunotherapy — Cancer Cell
International(2023)
NK-Exoの由来・分離・エンジニアリング、免疫療法との併用展開などを詳述 - Natural killer cell-derived exosome-based cancer therapy — PMC(2024)
NK-Exoの特性や治療ポテンシャル、臨床展開の見通しを総合的に論じる。 - Natural Killer Cell-Derived Extracellular Vesicles as a … — International Journal of
Molecular Sciences(2023)
in vitroやin vivoでのNK-EVsの安全性と抗腫瘍効果の全体的評価。 - Natural-killer-derived extracellular vesicles: Immune … — Frontiers in Immunology(2020)
NK-EVsの構成、免疫細胞への作用、および測定法(NKExoELISA)が詳述。 - Exosomes, their sources, and possible uses in cancer … — Springer(2025)
NK-Exoに含まれる細胞障害性タンパクやmiRNA、IL-15による機能強化の知見を紹介。 - Modification of immune cell-derived exosomes for … — Nature基盤レビュー(2024)
NK-ExoにPTXなど抗がん薬を搭載したDDS応用事例などを分析。 - NK-derived exosomes in anti-tumor strategies — PMC(概要)
NKと免疫チェックポイント阻害との併用など最新の応用戦略に言及。 - NK-derived exosomes in anti-tumor strategies — Springer(2025)
NK-ExoのTME通過、多様な利点を含めた総合評価。 - Different origin-derived exosomes and their clinical … — Frontiers in Immunology(2024)
各細胞由来のエクソソームの臨床応用展望の比較レビュー。
- NK cell-derived exosomes enhance the anti-tumor effects … — Frontiers in
Immunology(2023)
拡大型NK-Exoによる卵巣がんへの抗腫瘍効果と薬剤輸送の可能性を報告。 - Delivery of human natural killer cell-derived exosomes for … — Biomedicine and
Pharmacotherapy(2022)
肝細胞がんモデルにおけるNK-Exoの投与と抗腫瘍効果を検証。 - Roles of exosomes in immunotherapy for solid cancers — Cell Journal(2024)
GlioblastomaなどにおけるIL-15処理NK-Exoの強化抗腫瘍作用を示唆。
NK免疫細胞由来エクソソームの主な含有成分
以下は国内外の学術研究に基づく一般的知見であり、当社取扱素材の効能・性能を示すものではありません。
1.細胞障害性タンパク質
Perforin(パーフォリン)
生理的機能:標的細胞膜に孔を形成し、細胞内に酵素を導入することで細胞死経路を誘導することが報告されています。
研究的意義:NK細胞やCTLが関与する免疫応答メカニズムの研究に利用されています。
Granzyme A/B(グランザイム A/B)
生理的機能:Perforin形成孔を介して細胞内に侵入し、アポトーシス関連経路を活性化することが知られています。
研究的意義:腫瘍細胞・感染細胞との相互作用に関する基礎研究で注目されています。
2.アポトーシス誘導分子
Fas Ligand(FasL)
生理的機能:Fas受容体との結合を介して細胞死シグナルを誘導することが確認されています。
研究的意義:免疫監視や腫瘍免疫に関する研究分野で広く解析されています。
TRAIL(TNF-related apoptosis-inducing ligand)
生理的機能:死受容体(DR4/DR5)を介したシグナル伝達によってアポトーシス経路を活性化することが報告されています。
期待効果:がん細胞選択的細胞死のメカニズム解明において研究対象となっています。
3.サイトカイン・ケモカイン
IFN-γ(インターフェロンγ)
生理的機能:抗ウイルス・抗腫瘍応答およびMHC発現調節に関与。
研究的意義:免疫活性化経路の調整や感染防御メカニズムの研究で注目されています。
IL-15
生理的機能:NK細胞・T細胞の増殖・生存維持に関与。
研究的意義:長期的な免疫応答維持に関する基礎研究で解析対象となっています。
CCL5(RANTES), MIP-1α/β など
生理的機能:免疫細胞の走化性誘導に関与。
研究的意義:腫瘍微小環境における免疫細胞動態研究で用いられています。
4.miRNA(マイクロRNA)
miR-186
研究的意義:免疫逃避関連シグナル(例:TGF-β経路)との関与が報告され、がん免疫研究領域で注目されています。
miR-3607, miR-362-5p
研究的意義:細胞増殖・分化シグナルに関わる転写調節機構の一端を担うことが示唆されています。
5.その他の分子
NKG2D Ligands(MICA/B など)
研究的意義:NK細胞受容体との相互作用を介し、免疫応答の活性化経路に関連する可能性が報告されています。
Heat Shock Proteins(HSP70, HSP90)
研究的意義:抗原提示や細胞ストレス応答に関連し、免疫刺激分子としての役割が研究されています。
期待される臨床的効果
がん研究領域
・Perforin/Granzyme、FasL、TRAIL など、NK細胞由来エクソソームに含まれる分子群が、腫瘍細胞の生存経路やアポトーシス関連経路に関与することが報告されています。
・サイトカインや miRNA を介した免疫逃避シグナルの調整が、腫瘍微小環境の理解において重要な要素として研究されています。
感染症研究領域
・IFN-γ をはじめとする抗ウイルス関連分子が、感染時の免疫応答や防御経路の研究で注目されています。
・Perforin/Granzyme 系統の分子が、感染細胞認識・除去のメカニズムに関わることが示唆されています。
炎症・自己免疫制御研究領域
・サイトカインネットワークのバランス調整に関する研究が進められており、免疫恒常性の理解や慢性炎症モデル研究への応用が期待されています。
・抗炎症性・免疫活性化性の両面を有するエクソソーム内分子群の機能的相互作用が解析されています。
加齢・再生・アンチエイジング研究領域
・老化細胞(senescent cells)関連経路への関与や、アポトーシス関連分子群の役割が基礎研究で検討されています。
・HSPや成長因子、miRNA群を介した組織修復・代謝調整経路に関する報告があり、加齢研究・再生生物学分野で注目が高まっています。
がん標準治療の補完的役割
再生医療:自己免疫細胞療法との併用研究の可能性
1. がん標準治療との併用
| 項目 | 研究上の注目点 | 補完的観点 |
|---|---|---|
| 免疫応答回復 | 化学療法・放射線治療後に変化した免疫細胞環境に対し、エクソソーム由来IL-15や各種サイトカインが免疫ネットワークに関与することが報告されています。 | 治療後の免疫疲弊や白血球減少に関する基礎研究で活用可能。 |
| 腫瘍微小環境の研究 | Perforin/Granzyme、FasL、TRAILなどを含むエクソソームが残存細胞との相互作用を示す報告があり、再発リスクや微小残存病変 (MRD)の理解に寄与。 | 標準治療後の腫瘍環境研究モデルの構築に活用。 |
| 炎症・副反応研究 | サイトカインバランスの調整作用に関する研究が進められており、治療関連の全身性反応を解析する新たな手法として注目。 | 化学療法時の炎症応答解析モデルに応用可能。 |
| 治療継続性のサポート研究 | 免疫恒常性や代謝維持の分子メカニズムを通じて、治療耐性・体力維持への寄与が基礎研究で検討されています。 | 治療プロトコルの最適化研究に資する可能性。 |
| 免疫環境調整 | CCL5、MIP-1α などのケモカインが免疫細胞浸潤に関与することが報告され、 免疫チェックポイント阻害薬との併用研究も進行中。 | 腫瘍局所の免疫抑制環境 (Treg・MDSC など)の研究に活用。 |
2. 自己免疫細胞療法との併用研究
| 項目 | 研究上の注目点 | 補完的観点 |
|---|---|---|
| 細胞活性維持 | エクソソーム内IL-15やHSP70が免疫細胞の活性維持に関与する報告があり、自己NK/CTL療法の持続性を高める研究が行われています。 | 投与後の細胞活性・寿命に関するメカニズ ム解析で利用可能。 |
| 増殖関連シグナル | エクソソームに含まれる成長関連分子が、投与細胞 の生存・増殖経路に影響を与える可能性が示唆さ れています。 | 細胞培養効率向上や製造プロセス最適化研究に応用可能。 |
| 認識シグナルの増幅 | NKG2DリガンドやHSP70が腫瘍認識経路に関与し、細胞障害性のシグナル強化に関連する報告あり。 | 腫瘍局所での免疫細胞応答強度の解析に有用。 |
| 免疫逃避メカニズム研究 | miR-186やTRAIL経路がPD-L1/TGF-β経路に関わることが報告され、免疫逃避現象の分子レベル理解に貢献。 | 免疫回避シグナル制御の基礎研究領域に応用。 |
| 多層的アプローチ | 細胞療法による直接的反応と、エクソソームによる分子レベルのシグナル調整を組み合わせることで、多角的な免疫応答解析モデルが構築可能。 | 腫瘍浸潤性や薬剤到達性の補完研究に活用。 |
Competitiveness
独自性 — 日本初の免疫細胞由来エクソソーム研究素材の実用化
NK-EXOは、日本で初めて「免疫細胞由来エクソソーム」を安定的に製造・供給するプラットフォームとして開発されました。これまで研究段階にとどまっていた免疫細胞外小胞(EVs)を、高品質かつ再現性のある形で実用レベルに引き上げた点が特徴です。日本初の取り組みとして、技術的信頼性と先進性を両立し、グローバル市場での競争優位性を確立する基盤となっています。
需要度 — 機能・目的別EV時代の到来
これまでの再生医療研究は主に「幹細胞由来EV」に焦点が当てられてきましたが、今後は疾患特性や研究目的に応じて「免疫細胞」「上皮細胞」「神経細胞」など、機能・起源別に最適化されたEVが求められる時代へ移行しています。NK-EXOはその先駆けとして、がん免疫、老化研究、感染防御など複数分野での応用研究を想定した「目的特化型エクソソーム素材」として位置づけられています。
安全性 — 非がん家系ドナーの厳格選定
NK-EXOの供給にあたっては、安全性を最優先し、「2家系以上に悪性腫瘍の既往を持たない健常ドナー」を厳密に選定しています。さらに、感染症スクリーニングおよび免疫学的プロファイリングを実施し、遺伝的リスクや感染リスクを極力排除。研究素材としても高い安全基準を満たす供給体制を整えています。
品質力 — 厚労省認可CPCでの製造・品質管理
NK-EXOは、厚生労働省の認可を受けた細胞培養加工施設(CPC: Cell Processing Center)において、GMP準拠の品質管理体制のもとで製造されています。これにより、国際基準に沿った「安全性・再現性・安定供給」を実現。研究素材としてだけでなく、医療応用を見据えた次世代の品質基盤を確立しています。
将来性 — 目的別ライン展開による拡張性
NK-EXOは「OncoAres(がん免疫研究)」「Senolytic(老化細胞研究・炎症応答)」「QOLifter(吸入型・ウェルビーイング)」といった多様なラインを展開しています。今後は精神疾患、自己免疫、感染症など、さまざまな領域への応用研究も計画されており、エクソソーム研究のプラットフォームとして拡張性を高めています。
重要性 — 人類共通の課題に挑む未来素材
がん、老化、感染症といった世界的課題は、医療費や健康寿命に直結する人類共通のテーマです。NK-EXOは、細胞そのものに依存せず、生体が本来持つ調整機構を研究・応用できる「免疫由来エクソソーム素材」として開発されました。健康寿命の延伸や医療アクセスの公平化など、未来社会における持続可能な医療基盤の構築に寄与することを目指しています。
R&D — 未来を形にする研究開発
私たちの研究開発は、単なる製品化を目的とするものではなく、学術的根拠と将来的な実用化の両立を目指しています。基礎研究から応用開発、さらには臨床研究への橋渡しを重視し、科学的エビデンスに基づいた開発体制を構築しています。
学術連携 — 筑波大学発ベンチャーとの共同研究
基礎科学の深化と社会実装の加速を目的に、筑波大学発の先進的研究ベンチャーと共同研究を推進しています。
エクソソームの分離・精製技術、成分解析、作用機構の探索などを通じて、学術的な裏付けと国際的に共有可能な研究成果の蓄積を進めています。
この産学連携により、研究の再現性・透明性を確保し、生命科学領域における信頼性の高いデータ創出を目指しています。
臨床連携 — 医療現場との協働による探索的研究
基礎研究で得られた知見を臨床現場へ橋渡しするため、進行がん領域を専門とする国内医師との協働体制を構築しています。
臨床経過や観察データをもとに、NK-EXOの研究的有用性や安全性の検討を多角的に進めています。
学術論文や国際学会での報告も行い、科学的エビデンスに基づく国際的信頼性の確立を目指しています。
※本共同研究は探索的研究であり、治療・予防・診断を目的とするものではありません。
次世代素材の探索 — がん免疫サイクルを基盤とした応用研究
がん免疫サイクルの各段階において、免疫細胞由来エクソソームが果たす可能性を総合的に研究しています。
腫瘍免疫応答、炎症性サイトカイン調節、老化細胞研究など、多角的な視点から次世代バイオマテリアルとしての応用を追求しています。
また、ナノマテリアル技術や再生医療プラットフォームとの統合的研究を通じて、より汎用性の高い生命科学基盤素材の開発を推進しています。
免責事項
NK-EXO製品群(OncoAres、SENOLYTIC、QOLifter等)は、現時点において日本国内外の薬事承認を取得した医薬品・再生医療等製品ではありません。そのため、公的医療保険の対象外(自由診療)としてのみ取り扱われます。
本製品群は、大学・研究機関・医療従事者との共同研究や基礎科学的な検証を通じて開発された素材ですが、臨床効果や適応疾患に関する確立された承認効能は存在しません。実際の診療においては、各医療機関・担当医師の判断のもとで、患者さまの状態に応じて補完的に利用されることを前提としています。
また、NK-EXO製品群の有用性や安全性に関しては、これまでの研究成果や理論的背景を基にした「可能性」が示されているにとどまります。効果のあらわれ方には個人差があり、全ての方に一定の作用が保証されるものではありません。
本製品群は、再生医療の新たな可能性を探索するための研究用途素材としても位置づけられています。そのため、使用にあたっては必ず医療従事者の説明を受け、十分にご理解いただいた上でご判断ください。
当社は、製品を通じて「がん、老化、感染症といった人類共通の課題に挑む」というビジョンを掲げておりますが、それは臨床現場における既存標準治療の代替を意図するものではありません。むしろ標準治療を支える補完的アプローチ、あるいは研究・開発を通じた未来医療の選択肢としての役割を担うものです。
Company
| 名称 | 株式会社JAPAN CELL TECHNOLOGY |
|---|---|
| 設立日 | 2022年10月27日 |
| 本社 | 〒121-0064 東京都中央区銀座8-14-9 デュープレックス銀座タワー802 |
| 電話番号 | 03-6285-2664 |
| FAX番号 | 03-6285-2665 |
| 役員 | 代表取締役 南雲慎吾 最高技術責任者 CTO 夏 巨峰 |
事業内容
お問い合わせ・資料請求フォーム
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所在地
東京都中央区銀座8-14-9
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